【草薙の剣(天叢雲剣)】日本神話スサノオ・ヤマトタケル・歴代天皇の武器

【草薙の剣(天叢雲剣)】日本神話スサノオ・ヤマトタケル・歴代天皇の武器
草薙の剣(天叢雲剣)を持つヤマトタケル
名称草薙の剣(天叢雲剣)
神話体系日本神話(記紀神話)
所有者スサノオ → ヤマトタケル → 歴代天皇
製作者ヤマタノオロチ
形状「直剣(ちょっけん)」と呼ばれる、真っ直ぐで長い「両刃の剣」
神秘的な形状で、全体が白っぽく輝いている
主な能力風を操る(伝承)
超硬度
草薙の剣(天叢雲剣)データベース

草薙の剣(天叢雲剣)は日本神話に出てくる神器(武器)です。

まい

日本神話における「最強の剣」といえば、間違いなく「草薙の剣(天叢雲剣)」でしょう

三種の神器のひとつであり、皇室の権威の象徴でもある天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)、またの名を草薙の剣(くさなぎのつるぎ)

草薙の剣(天叢雲剣)は、荒ぶる神スサノオが八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の尾から手に入れ、英雄ヤマトタケルが絶体絶命の危機を切り開いた神剣です。

「雲」から生まれ「草」を薙ぎ払った、日本で最も有名な伝説の武器「草薙の剣(天叢雲剣)」について解説します。

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草薙の剣(天叢雲剣)誕生秘話

YamataNoOrochi.(1870年)
画像出典:Wikimedia commons
YamataNoOrochi.(1870年)

草薙の剣(天叢雲剣)には2つの名前がありますが、最初に付けられた名前は「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」です。

  • 天叢雲剣
    生まれた時の名前
    「神話的・神秘的」な響きがあり、ゲームなどでは「魔剣」として扱われることも。
  • 草薙の剣
    ヤマトタケル以降の名前
    「英雄の剣」「皇室の剣」としての側面が強く、歴史の教科書などではこちらが一般的
まい

草薙の剣(天叢雲剣)はスサノオがヤマタノオロチの尾から手に入れました
詳しくは「八岐大蛇退治と「天叢雲剣」の誕生」を参照ください

その後、天叢雲剣は天孫降臨(てんそんこうりん)の際に地上へ戻され、伊勢神宮を経て、英雄ヤマトタケル(日本武尊)の手に渡ります

そして、天叢雲剣はヤマトタケルの冒険の中で「草薙の剣」へ改名しました。

草薙の剣(天叢雲剣)は現在「熱田神宮」に祀られている

参考文献

  • 佐藤俊之(監修), 造事務所(編著), 『伝説の「武器・防具」が良くわかる本』, PHP文庫, 2007年
  • 佐藤俊之とF.E.A.R(著), 『聖剣伝説』, 新紀元社, 1997年
  • 島崎普(著), 『眠れなくなるほど面白い 図解 ギリシャ神話』, 日本文芸社, 2020年
  • 朝里樹(監修), 『大迫力!NEO伝説の武器・刀剣・防具大図鑑』, 株式会社西東社, 2022年
  • 歴史雑学研究倶楽部(編者), 『ヴィジュアル版 世界の神々と神話事典』, ワン・パリッシング, 2023年
  • ミスペディア編集者(著), 『面白いほどよくわかる伝説の武器:武器への理解が深まる独自考察本』, 2023年
  • 金光仁三郎(監修), 『知っておきたい 伝説の武器・防具・刀剣』, 株式会社西東社, 2010年
  • 日下晃(著), 『ギリシャ神話の教科書シリーズ壮大なるギリシャ神話の世界』, 2023年
  • かみゆ歴史編集部(編), 『マンガ 面白いほどよくわかる!ギリシャ神話』, 株式会社西東社, 2019年
  • 日下晃(著), 『北欧神話の武器や道具』, 2023年
  • 『ゼロからわかる北欧神話』, 生活情報ブックス, 2025年
  • 森瀬繚(著), 『いちばん詳しい「北欧神話」がわかる事典』, SBクリエイティブ株式会社, 2014年
  • ミスペディア編集者(著), 『面白いほどよくわかるケルト神話:スラスラ読めて一気にわかる神々の物語』, 2020年
  • 森瀬繚(著), 『いちばん詳しい「ケルト神話」がわかる事典』, SBクリエイティブ株式会社, 2014年
  • 宇城卓秀(編集長)・浅野智明(編集), 『伝説の武器・防具イラスト大辞典』, 株式会社宝島社, 2011年
  • かみゆ歴史編集部(編), 『マンガ 面白いほどよくわかる!古事記』, 株式会社西東社, 2017年
  • 谷口雅博(監修者), 『眠れなくなるほど面白い 図解プレミアム 古事記』, 日本文芸社, 2024年

この記事を書いた人

子供の頃から神話が大好きな主婦です。子供が神話に興味を持ち始めたので、備忘録がてら、いっそ神話武器辞典を作ろう!とサイトを立ち上げました。

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